では,そうしたルールはどうやって作られるのでしょうか。それはWebサイト全体に載せるべき全情報を精査してみないと準備すらできません。料理をするのに,どんな材料があるかを知らないで,調理を始める人は居ないでしょう。使うべき素材を並べ,どこでどう使うかを考え,それを効率よく組み立てて進めていくのが,プロの調理人です。Webサイトも基本は同じです。そのサイトで伝えるべき情報をすべて洗い出し,過不足がないかを吟味し,順番を考え,様々なアクセス経路を考え,「あるべき姿」を想定します。 共通フォーマットは,サイト構造に従う 情報整理の部分(フェーズ)を,「IA (Information Architecture)」と呼び,そこの良し悪しが,そのWebサイトの品質に深く関わります。ユーザーがWebサイトで迷ってしまう根幹は,そのIAのフェーズが正しく機能しなかったことが第一の理由です。迷わないように情報設計をできなかったから,ユーザーが迷うのです。逆に言えば,迷うように作ったから迷うのです。
- 第52回 Web制作会社が企業コンサルテーションに関わる理由:ITpro